About このブログについて 小中千昭

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    「バトル・オブ・円山町」は、映画美学校脚本コース講師が持ち回りでテキストを上げる、非公式なブログ。
    なぜこんなブログを始めるかと言えば、大義としては映画美学校とその脚本コースの認知度を上げる為なのだが、基本的には書きたいものを存分に書く場が欲しかったからだ。
    脚本コースの講師を務める脚本家が、どんな事に関心を持っているか、今語りたい事は何か(映画やドラマに限らない)、好きに書いていく。
    本ブログは映画美学校とは基本的に無関係なので、もし文の中に問題がある場合はその筆者が責を担う。
    映画美学校、その脚本コースについて知りたい方は公式サイトを御覧戴きたい。


    さてここからは私個人の話を記す。
    映画美学校の講師をする様になって5年目となった。
    まだこの学校の認知度はあまり高くない様だ。設立者の方の理念はちゃんと聞いた事がないのだが、「映画美学校」という名称を改めて見るとちょっともの凄い。直訳すればCinema Aesthetics Schoolである。「エステティクス」というと、一般の人は美容の「エステ」を思うだろうが、本来は哲学の一ジャンルである「美学」(芸術論)の事であり、私が学生時代に専攻した科目である。

    実際の映画美学校は、ほぼ「美学」とは関係無い。フィクション・コースでは、インディペンデント映画を作れる人材を育成し、脚本コースではプロの脚本家となりたい人を導き、アクターズ・コースでは言わずもがな。他にも様々な科目があって、いずれも直裁に実践的なものであって、頭でっかちな理念ばかりを押しつけるものではない。
    だが、一部には映画美学校が「シネフィルが集まるところ」的なイメエジが持たれている。
    シネフィルというのは、マニアックな映画愛好家をスノッブさのニュアンスを込めた呼称だ。車で言えばエンスー(ジアスト)である。
    これはしかし勿論誤解なのであって、実際中に入ってみれば判る事だが、シネフィルとは掛け離れた雰囲気で、受講生の年代も多彩なのだ。
    ほぼ「無関係」とは書いたが、脚本コースは2年課程であり、常に「初等科」と「高等科」が開講されている。昼と夜の部があって、それぞれ担任講師が異なっており、一応の共通カリキュラムはあっても、教えている内容、何よりその考え方は講師それぞれに異なる。そこには当然に「理念」がある。フィクションもアクターズでも同様であり、その意味に於いてまさに美学が伝えられているとは言えよう。
    ちなみに映画美学校の講師は皆プロの監督や脚本家なのだが、生徒に講師を「××先生」とは呼ばせないカルチャーがある。

    円山町というのは、渋谷の道玄坂を登ったところから宇田川町側に下る坂一帯の地域で、今はライヴハウスやクラブも多いのだが、何よりラブホテルが密集しているエリアだ。映画美学校はそのど真ん中にある(以前は京橋に在ったのだが)。
    通い慣れると何という事もないのだけれど、通い始めた生徒が、道行く人の視線を気にしたり、動揺する事があったりするものか、訊いてみようと思った事もあるのだが、その質問自体がセクハラに当たるのかもしれないとも思い、未だに尋ねた事はない。
    まあそんな場所だけれど、別に普通です。問題ありません。
    一つ困る事があるとすれば、円山町に限らないのだが、日本には無かった筈の風習であるハロウィンの時期になると、もの凄い格好をした若い男女が道に溢れてまともに歩けなくなる事くらいである。


    ところで、リンクは貼らないが私はとあるグループについてのファン・ブログを1年半程書き続けている(故あってここ暫く更新していないが)。
    そこでも当初は、主題と関係無い映画や音楽の事を好き勝手に書いていたのだが、徐々に読者が増えて、主題以外のエントリは書き難い雰囲気となってしまった。
    美学校脚本コース講師陣のブログをノープランで始めよう、と思いついた背景には、実はそうした個人的動機があった。
    ここでは存分に、その時書きたい気分のものを書いていく。

     


    画像は、離婚した妻が置いていった頭の弱いネコ。もう老齢である。


    あ、忘れるところであったが、これは書いておかねば。
    脚本コース初等科6期後期、高橋泉(日曜昼)クラス、小中千昭(木曜夜)クラスの受講者の募集開始が近々あります。詳しくは公式にて。

     

     



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